「本当にやりたいことが分からない」を抜け出す解決策

「本当にやりたいことが分からない」
「天職に出会えている人が羨ましい」
「今の仕事を好きになれず、悶々としている」
こういったご相談を頂くことがよくあります。
これは過去の私も同じだったので
気持ちが痛いほどよく分かります。
なので、そういう方々に対して
断言して言えることがあります。
自分次第で環境なんていくらでも良くできるし
自分のやりたいことを見つけることすらも
「根本的な姿勢の問題だ」ということです。
同じような出来事・環境・労働条件なのに
「結果」がまるで変わってしまうのは
何故なのだろうか?
そういった意識で、
続きをお読み下さい。
少しだけ長い文章ではありますが
現状への不満を減らしたい人へ向けた大切なこと が書かれているので、
ぜひ最後までお読み下さい。
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あるところに、2人の女性がいました。
この両者は一見似ているのですが
「大きく違う点」が1つだけありました。
1人の女性、 Aさんは
以下のような会社で働いていました。
・周りから羨望される超大手の外資系総合商社
・正社員(=定年まで働ける可能性が高い)
・初任給から28万円、ボーナス3ヶ月分
・福利厚生が充実している
・電話応対がメインの仕事
・残業時間は1ヶ月で10時間程度
・最初は平穏だったが、途中からリーダーが交代となり、パワハラ傾向のあるリーダーに週2ペースで叱られる
もう1人の女性、 Bさんは
以下のような会社で働いていました。
・平凡な日本的企業
・派遣社員(3年間で契約終了)
・正社員は福利厚生が充実しているが、派遣なので関係ない
・時給1410円で固定、ボーナスなし
・電話応対がメインの仕事
・残業時間は1ヶ月で40~70時間程度
・パワハラ傾向のあるリーダーにほぼ毎日ペースで叱られる
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Aさんは、会社に勤め始めて、最初は意気揚々としていました。
憧れの外資・周りからの羨望・お給料も高い・安定
まるで「一生物のステータス」を手に入れたかのような気分。
この会社に勤めていると伝えれば
誰からも羨ましがられました。
ですが、6ヶ月を経過した頃から
Aさんは、だんだんメンタルの調子が悪くなっていきました。
電話応対が多く
そのほとんどが相手からのクレーム・理不尽な要求。
また、そういったクレームの後処理のために
リーダーから呼び出され、注意を受けることも
よくありました。
仕事を嫌々やらされるために
どんな些細な業務すらも嫌になり
日増しに楽しいと思えなくなりました。
周りの人たちにも不満の声が
裏ではたくさんあることが
だんだん分かってきました。
Aさんの頭の中は、
「入社前に聞いていた条件と違う」
「こんなの理不尽すぎる」
「周りの人が自分の辛さを分かってくれない」
自分が嫌な目に遭わされているという
被害者的な気持ちが強くなっていきました。
毎月固定日に振り込まれる給料と
残業にならずに済んだ日のアフターの時間だけを楽しみに
機械的に会社へ行き、就業時間内は耐えるように働く。
ですが最後には、
我慢が限界に達し、鬱になり、
逃げるように退職することになりました。
そして、
「私の人生、こんなはずじゃなかったのに」
「社会へ出て働くって、怖いことなんだ」
「会社勤めは自分に向いていない」
Aさんは、そう信じるようになり
その後もなぜか似たような状況が起きて
転職を繰り返しました。
一方、Bさんは、
毎日多忙に仕事をしていました。
明らかに1人でこなすには多すぎる量の業務を任され、
他の社員さん達は定時で退社する中で
ほぼ毎日1~2時間以上の残業をするのが当たり前でした。
周りの部や課の人たちからも、
「あなたの仕事、絶対大変だよね」
「なんであんなに電話も事務作業も多い仕事、1人の派遣さんにやらせるの。
会社も上司もひどいよね。」
と、心配されることもよくありました。
ですが、Bさん自身は、周りの人から言われるほど
そのことを気にしていませんでした。
確かに大変さはありました。
「しんどいな」
「もうちょっと助けてほしいな」
という気持ちになることもありました。
でも、ふと冷静に考えたら、
仕事を辛く感じることがあるのは
別に自分だけではないし、
むしろ、3年間という縛りがありながらも
”自分はどうせ派遣だ” というような「拗ね」もなく、
・毎日仕事を与えてもらえること
・周りの人たちが仲良く接してくれること
・大変だねって心配すらしてもらえること
そういうことに感謝しながら働いていました。
3年後に終わってしまう会社だからと
手を抜くわけでもなく
むしろ「今日、今」ここに関われていることが
退職後には2度と起こらないんだなという事実を
どこか楽しむような気持ちで、毎日会社へ行った。
そういう気持ちでいるからか、
周りの人たちから沢山優しくされて
お土産やお菓子などを貰えて
楽しい交流がたくさん生まれて
会社のことがどんどん好きになりました。
そんなBさんの頭の中は、
「どうやったら周りと自分、両方が楽しく仕事できるようになるかな?」
「どうやったらこの会社の売り上げを伸ばせるかな?」
「もっと効率化するために、工夫できることはないかな?」
でした。
なので、
自然と現状をより良くするための方法が
たくさん思い浮かぶようになっていき、
1年間で、Bさんの部門の売り上げが、前年の1.6倍まで伸びました。
その後、Bさんは、
本当にやりたいことが見つかり、
契約期間の途中で退職しましたが、
辞める時に同僚や上司から、
「あなたのおかげで本当に助けられていたよ」
「またいつでも会社へ遊びに来てね」
と、気持ちよく見送ってもらえて
「こんなに楽しく働かせて貰えて良かったな」
「社会や誰かの役に立てるって
こんなに嬉しいことなんだな」
と、
生きることの喜びを再発見できるような体験を
することができました。
さて、少し長くなりましたが
あなたは”この2人の根本的な違い”が、何だかわかりますか?
それは、
「与える意識」なのか
「与えてもらう意識」なのか
です。
「与える」ということは
「相手に貢献すること」です。
「相手にとってのメリット」
「相手が喜びそうなこと」を想像して
「自分は何をしてあげられるだろうか?」
「自分のここでの役割は何だろうか?」
を自ら考え、探し、行動で示すことです。
そしてこれは、
人生の様々な分野で、物事をうまく行かせるための原理原則 でもあります。
そして面白いのは、
与える意識を持っている人は
必然的に自分も与えられる結果になる ということです。
一方、
「与えてもらう意識」は
相手から何かをしてもらう・してもらうのを待っている
ということです。
実はですが、
Aさんは、23才の私であり、
Bさんは、31才の私です。
23才の私(前者のAさん)は
「会社から与えてもらいたい人」でした。
自分の自信のなさを
会社に埋めてもらいたいとすら
無意識で思っていたのでしょう。
だから、
会社の知名度・安定感・給与・条件といった
「外側」を万全にすることで
自分を幸せにしてもらえると思っていました。
もしも私が、
「会社から与えてもらいたい人」ではなく
自分が与える意識の人だったら
前者のような魅力的な会社を、
(自分で選んでいる時点で、魅力を少なからず感じているということ)
きっと辞めなかったでしょう。
でも、自分の期待していたものとは違うものを与えられた私は
「理不尽感」が強まり
「裏切られたような気持ち」になり
勝手に会社や社会に失望しました。
自分が会社に何を貢献するわけでもなく
自分が勝手に「与えてもらえること」を期待しただけなのに。
そして、
自分が会社からすでに与えてもらっているものにも目を向けず、
自分が大切にされていない
会社から自分の価値を否定された
正当な扱いや評価を得られていない
そう感じて会社に不満を募らせ、
その会社にいる理由をなくしました。
まさに「被害者意識の塊」でした。
誤解のないようにお伝えしますが
パワハラを正当化しているのではありません。
転職を否定しているのでもありません。
私自身、12回以上もの転職を繰り返した人間ですし
パワハラが続いて自分を大事にできないような不健康な環境は
辞めることだって、全くもって構わないと思います。
ですが、それ以前に
自分の根本にある意識が「与えてもらうつもり」でいる限り
あなたは、過去の私と同じように
不満と逃げの転職を繰り返すでしょう。
なぜなら、
生きていたら、理不尽なことなど
どこでも普通に起こるからです。
それに対して毎回いちいち
不満を述べ続けるなら
どこへ行こうと、長く続く訳がないからです。
「与えてもらうこと」が無意識レベルで習慣になっている人は
現実(自分の環境や選択)に必ず不満が出ます。
なぜなら、受け身だからです。
じゃあ、それを辞めたら良いんです。
どうしたらよりよく出来るか?を
主体的に考え、行動する。
周りと楽しく仕事ができるように
自分なりの工夫を重ねる。
評価をされるためではなく
自分自身が仕事を楽しむために。
それが人生を楽しく生きる大きな一歩。
たったそれだけの話です。
でも、実は、多くの人が、
与えてもらうのを待つ状態です。
日頃、色々な方のご相談に乗りますが
どんなに口上であれこれと最もらしい正当化する理由を作ったところで、
仕事(だけでなく人生全般)において不満が出てくる人は、
根本的な姿勢がその状態です。
楽しさなんてものは、他人から与えられるものではありません。
自分から取りに行くものです。
どんな環境にいたとしても
自分で創り出せるものです。
そんなに気合いを入れる話でもなく
見渡したらどこかにあるんだから
見つければ良いんです。
今の現実がうまくいかないことを
環境や他人のせいにし続けるのは
自分の人生を他人に委ねているからです。
その方が楽だから です。
自分を変えなくて済むから です。
でも、あなたは本当は
そんなに受け身の弱い人間じゃないはずです。
そろそろ、そのことに気づいて下さい。
もしもあなたが、今からでも
「与えてもらう意識」を手放し
「人に与える・貢献する意識」を持ち始めたら
あなたの仕事・人生は
間違いなく好転していくでしょう。
自分がどこまで目の前の相手・環境に全力で尽くせるか?
仕事を大小、評価、損得勘定で選ばず
愚直に、楽しく向き合う工夫ができるか?
もっと自分にできることはないか?を探せるか?
そういった意識へ、ただ切り替えるだけで良いのです。
もしも仮に「天職」というものがこの世に存在するとしたら
そういった姿勢でとことん向き合った先にしか、答えは存在しません。
だから、もしも仮に、
あなたが今の仕事を楽しい・適職だと思えていなかったとしても
まずは「与える姿勢」で全力でやり込む。
「自分がこの会社をもっと良くしてやるんだ!」という意識で
がむしゃらにやってみる。
がむしゃらにやることが楽しいのであり
そこで相手からの見返りは期待しない。
その方が仕事も人生も
100倍楽しいということに
気づいてほしいと思います。
ぜひ参考にして下さい♪
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