12年間の社会不適合と精神安定剤から解放された体験談

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クライアント様のKさん（男性・40代）は、

私にご相談当初、

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12年間、精神科へ通院・薬の服用をしており

10年間ほど会社を休職して、少し復帰してもまた休職する

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という状態を繰り返していました。

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気持ちのアップダウンも多く、自己否定感がとても強かったです。

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職場での上司によるパワハラのようなものがあったり

周りの方々へ本音が言えなかったり

人間関係がうまく築けないところがあったことがきっかけで

鬱状態になり、心療内科へ行ったことがきっかけでした。

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しかも、元々、

心臓に基礎疾患を持っていらっしゃる人でしたので

断薬も慎重に行う必要がありました。

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その後６ヶ月間、私と二人三脚でセッションを通して

ご自身の心身と向き合われたところ、

６ヶ月後には、

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・精神安定剤を全て断薬

・元の職場へ完全復帰

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できました。

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そして、完全断薬・完全復帰から５ヶ月たった今も

ストレスや体調不良もなく、お仕事へ行けているようです。

 

そして、ご自分のことを、以前よりも肯定的に捉えらえるようになったそうです。

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まず、これは、私が声を大にして言いたいことなんですが、

精神安定剤はドラッグ だと、私は捉えています。

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薬は、そもそも治すことを目的に作られたものではなく、

目の前の不安感・鬱的な感情・身体的な疲労感を

紛らわせるために作られた「対症療法」に過ぎません。

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もちろん、ストレスやショッキングな出来事、

環境の変化などによって一時的に必要性を感じて

そこから服用を始めた方もいらっしゃるでしょうし

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かくいう私も、過去、一番最初は17才の時、

常用するようになったのが20才の時だったから、

（今から6年前に完全断薬しました）

なぜ服用するのか？お気持ちや事情はよくわかるのですが、

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あなたがもしも今、精神安定剤を（睡眠薬も）飲まれていて

服用し続けることに疑問や抵抗感があるのでしたら

なるべく早い段階で、やめることをお勧めします。

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なぜなら、

日増し、年増しに自律神経の調整がうまくできなくなるので

自力で眠れなくなったり

情緒や生理機能、内臓機能がうまくコントロールできなくなり

心身両面の健康が破壊されていくからです。

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最終的には廃人状態となり、

ひどい場合には、命を落とすこともあります。

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怖がらせたくはないのですが、

こういう側面を持っているものなんだということを

ぜひご理解頂きたいです。

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ちなみに、

私が断薬サポートをさせて頂く場合、

２点のことを意識して取り組ませて頂いています。

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１点目は、

極力安全に、離脱症状がなるべく少なくて済むような配慮をしています。

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と言っても、今、薬を飲まれていらっしゃる方は、

きっとすでに体感があると思いますが、

一定期間服用しない期間があると、大なり小なりの離脱症状はあります。

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けど、方法自体はあるので、

それを知っているのと、知らないのとでは、離脱の際のしんどさが全然違います。

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この当時、この男性が飲んでいた薬は、

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・メジャートランキライザー

・ベンゾジアゼピン

・SSRI

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といった種類の、作用（依存度）が強く、やめにくい系統の薬も含んでいました。

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しかも、心臓の基礎疾患（心筋炎）もあったため、

やめる順番や期間、量などを慎重に考える必要はありましたが、

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Kさんはとても素直で、薬をやめたいお気持ちも強い方で、

私と決めたことを確実に守ってやって下さいました。

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また、仕事の休職期間は長かったものの

元々規則正しい生活をされていたり

添加物が多いものや、体温や免疫力が下がりやすい食べ物をあまり食べていなかったり

人間関係などのストレスが少ない生活だったこともあって

離脱症状が少なく済みました。

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（離脱症状の体感は人それぞれですが、

ご本人曰く、ほとんど大変さを感じなかったそうです。）

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２点目は、

こっちがむしろ断薬において大事なことだと思っていますが、

「絶対に薬をもうやめるんだ」という「強い覚悟」が、Kさんにはありました。

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実は、過去の私もそうだったのですが、

「薬に依存しやすい性格や考え方」って、あるんです。

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どんな特徴か？っていうと、

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・自己愛が弱く、人からの否定を受け取ってしまいやすい

・被害者意識を持ちやすい

・なかなか本音が言えない

・自分で考えず、他人の意見や情報を、良くも悪くも鵜呑みにしやすい

・他力本願（物事の決定を人任せにしてしまう）

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などがあります。

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「薬が、中毒性が強く、長期間に渡って心身の健康を害しやすいものだなんて

知らなかったために、医者に進められるまま飲み始めて、気づいたらやめられなくなってしまった」

 

という方が、ご相談者さんのほとんどです。

（過去の私もそうでしたから、気持ちや状況はわかります。）

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でもやっぱり、どこまで行っても、

「人生って自己責任」なんです。

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だから、

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”「知らなかったとは言え、自分で飲み始めたんだから、自分でやめる」

という意識をどこまで主体的に持てるか？

それが、断薬の鍵である”

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と言っても、言い過ぎていないと思います。

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（それくらい強い意志がないと、途中で断念しやすいです。

それくらい中毒性があります。

もちろん個人差はありますけど。）

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なので、クライアントさんには、

そういったお話を、最初にさせて頂いています。

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そもそもKさんは、なぜ薬や通院が必要になってしまったのか？

と言ったら、

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ご本人の物事の捉え方や、自己愛の欠如、

人間関係を健康的にうまく築けないこと

そのことから逃げてしまおうとすること

自分の人生がうまくいかないのを、誰かに助けてもらいたいという他力本願さ

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こういった「ご自身の弱さ」があったからなんですが、

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Kさんがなぜ断薬が無事に成功できたか？でいうのなら、

彼がこのことを、腹から受け取られたからだと思います。

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くれぐれも誤解しないでほしいのですが、

弱いことは、悪いことじゃないです。

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私だって弱さがあるし、誰だってあります。

あるのが自然ですし、弱さってその人の魅力でもあったりします。

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誰かの力を借りることだって人生では必要ですし、

お互いに助け合いで生きるって、素敵なことですよね。

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けどね、

やっぱり何かうまくいかないことがある時に

人のせい、環境のせいにして自分を顧みないのは

めちゃくちゃ楽なんだけど、自立した人の感覚じゃないし

後から自分が超しんどい。

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「え、それって単なる精神論じゃないの？」

と感じる方もいるかもですが、

そこが府に落ちていないと、また何か苦しいことがあった時に

また薬へ（もしくは別のものへ）逃げると思います。

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彼は、

目上の方なのに失礼かなとも思った瞬間もありましたが

私から痛いことを言われたことも何度かありましたけど

素直に受け取られていたし、

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そういうご自分（考え方・習慣など）を変えるための努力も人一倍され、

何よりも、ご自分の人生を決して諦めませんでした。

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長くなりましたが、

私が何を言いたいかと言うと、

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ご自分の人生を、断薬することを

ぜひ諦めないで

「本当の自分らしい人生」をこれから送ってほしいです。

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それを叶えてあげられるのは、

他でもない、あなただけだからです。

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そして、

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【ご自分の自己愛を高めること（自分を大事にしてあげること、自分を責めないこと）】

と、同じくらい

【他人や物事に被害者面するのをやめること（自己責任で生きること）】

が、豊かで幸せな人生には必要不可欠だ

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ということです。

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っていうか、これは コインの表と裏 です。

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自己愛が高まってくると、精神的にも安定して自立してくるから、

自然と自己責任で生きられるようになるんですよね。

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なかなかそこまで到達できてなくて苦しんでる人が、

日本にはたくさんいるなぁと

日頃から感じていることです。

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微力ながら、自分で何かお役に立ちたい気持ちと

僭越ながら、人を教育して自立した人で溢れてほしい気持ちとで

このお仕事をさせて頂いています。

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決して偉そうに振る舞うつもりはありませんが

自分なりの他者への愛情として、そう感じる次第です。

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Kさんのような回復談は、他の方の励みにきっとなるでしょうから

ご紹介させて頂きました。

 

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毎度毎度、暑苦しくて、長ったらしくて申し訳ないのですが、

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もしもあなたが今、薬をやめたいのにやめられなかったり

心身の不調、自己愛の欠如で悩んでいらっしゃるようならば、

ぜひ一度、私にご相談下さい。

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ただし、私も真剣にお悩みを聞かせて頂きますから、

愚痴や不満を言いたいだけの方・他力本願な方ではなく、

「本気で自分の現状を変えたい方」からのご相談をお待ちしています。

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ありがとうございました。

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